2025年6月上旬
和歌山県 中紀沖
なかなか時間が無くて、いまだ新しい船外機の慣らし運転が終らない。
この慣らし運転、取扱説明書によると10時間とのことなのだけど、その10時間が果てしなく長くてゴールが見えない。
この日も、2時間ほど時間が取れそうなので、少しでも走らせておこうと沖に出ると、岸からすぐのところにベイトの群れが見える。
鳥もせわしく飛んでいて、いかにも下に魚が居ますという雰囲気。
何かいるな、と眺めているとなかなかのサイズの魚が飛び始めた。目測10~15kgのマグロだ。仔サバとイワシの混生した群れを突き上げまくっている。
場所柄、本メジの可能性が非常に高く規制上釣っても持ち帰れないのと、一本だけ持ってきたタックルがPE1.2号のライトタックルだったのとで、この状況を目の前にしながらも泣く泣くキャストをせずに慣らし運転に励むことに。
50分ほど走り、この日様子を見てみたかったエリアに到着。
魚探を見ても何の反応もないが、とりあえずジグを何往復かさせてみることに。
時期的にイサキが頭の片隅にあることから、重量のわりにシルエットが小さいバンジーショットを落としてみる。このジグ、どうしてもキャスティングゲーム向けという印象が強いが、ぼくの経験上、カヤックやボートでの縦の釣りでもかなりの釣獲力を持っている。
ボトムを取ってからゆったり目のワンピッチに巻きを絡めてあげてくると、ボトムから5mほどのところでドスンとヒット。今回もそうだが、絶対に釣ってやるという殺気のないときほど良く釣れるという経験則の確度はかなり高い。
直後の首振りで青物であることを確信したが、ここからが大変。糸が細いので無理が効かずとにかく上がってこない。
少し上げてもすぐにまた走られてしまい、魚にこちらを向かせ続けることができないのだ。
とはいえ、時間を掛ければ必ず決着はつくので、のんびり構えて少しずつ浮かせてネットイン。バンジーショットを食いに来たのは70前半クラスのメジロだった。
この1尾でもう満足。いま来た道をたどって帰路についた。
慣らし運転完了まであと4時間弱。夏はすぐそこだけに早く終えねば。
ルアー:バンジーショット50
カラー:FL-131 アカキンストライプグロー






